■Blog
月間アーカイブ
- 2024年
- 2023年
- 2022年
- 2021年
- 2020年
- 2019年
- 2018年
- 2017年
- 2016年
- 2015年
- 2014年
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
こんなに暑い日は
2016/05/14
あ・つ・い!
言ってはいけない(余計に暑く感じるので・・・)けれど、言ってしまいます。
今日のマリアージュは、まさしく、こんな日にぴったりの、
「ロゼワイン」
がテーマでした。
白ばっかりも飽きちゃうし、でもこんなに暑いと、赤はちょっと・・・という方におすすめです。
まずは、鰹のたたき。ドレッシングにはみょうが、ケイパー、オリーブ、焦がしニンニクを少し。ピンクペッパーを周りに散らしました。
みょうがのほのかな苦みがアクセント。
もちろん鰹は厚めに切って。
プロヴァンスのロゼを合わせました。
お次は生ハムのクロスティーニ。生ハムをたっぷり贅沢に使いました。やはりこちらはイタリアのサンジョヴェーゼ種のロゼが相性が良く、「これだけでワイン一本飲めますねー。これをおつまみにずっと飲んで過ごせそうー」と皆さまおっしゃっていたので、「では、メインは無しにしますか(笑)」と申しましたら、「それはないよー」と突っ込まれました。
メインデイッシュは県産豚ロースのローストポーク。焼き茄子を包み、コンソメのジュレを添えて。お野菜もたっぷり。
山梨県のグレイスロゼを合わせて。鮮やかな赤い色は、メルロ、カベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン、プティヴェルドと、ボルドーブレンドと呼ばれる品種のブレンドです。こちらのワイン、今日のお料理すべてと合っていたように感じました。万能ワインですね!
最後はクランベリーのタルト。南アフリカのスパークリングロゼを合わせました。
前菜からメインまで、1本で楽しむこともできるロゼワイン。
お肉でも、豚肉との相性は抜群ですし、魚介類とももちろん仲良し。中華料理やエスニック料理とも、すてきなマリアージュになると思います。
「今日は白の気分じゃないなー。でも、赤でもないしなー。」
「白だと軽すぎるし、赤だと重すぎるし・・・」
など、優柔不断になってしまった時の救世主です。でも、わたしはそんな理由がなくてもロゼを選びます。
なぜなら・・・
以前、お客様に「池宮城さんをワインに例えるなら・・・プロヴァンスのロゼだね。」とおっしゃっていただいたことがあり、自分ではカリフォルニアのシャルドネかしら?と勝手に思っていたので、
ロゼ=ピンク系=乙女!
と、また勘違いをし、ちょっと浮かれてしまいました。実際は全く違う理由(むしろ逆)だったのですが、それから更にロゼ好きになったのは言うまでもありません。(ちなみにその方は、平瀬→ポートワイン:深ーい意味があるそうです、智さん→山梨・ルミエールの白ワイン:素敵な白ワイン、ご自身の奥様はシャンパーニュのグランクリュ:やっぱり(笑)、と例えられていました)
ひとくちにロゼワインと申しましても、産地、品種、作り方によって、実に多彩です。その美しさを眺めるだけでも十分に楽しめます。休日の午後(今日、明日?)、リラックスタイムにロゼワインを!
来月は11日・土曜日12時より。
来月もお楽しみに―☆
←暑い日のまかないはやっぱりゴーヤー!今日はパスタです。フォカッチャの端っこと。
池宮城