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遅くなりましたが、世界のピノ・ノワールです。
2017/03/16
ご報告が大変遅くなりまして、申し訳ございません。
2月の夜のマリアージュ会は、世界のピノ・ノワールを味わいました。
基本的に単一品種で造られるピノ・ノワール。それゆえに育った環境が表れやすく、同じ葡萄でこんなにも味わいが違うのね!と、様々な表情を楽しめます。
今回はクレマン ド ブルゴーニュ、日本人醸造家、中村倫久(のりひさ)氏が和食に合うワインを目指して造ったカリフォルニアピノ・ノワール、山梨・中央葡萄酒さんが北海道で造る北ワイン、そして王道ブルゴーニュからはジブレシャンベルタン、最後はフランス・ジュラ地方から。
クレマンには帆立と海老のマリネ フランボワーズと梅の香りを。
果実味のあるカリフォルニアピノ・ノワールには鶏レバーのムース プラムのコンポート、生ハムと焼きリンゴ。
北海道の繊細な味わいには鱈を赤ワインのソースで。
メインディッシュにはしっかりとした味わいの小鳩のローストを。ジブレシャンベルタンと一緒に、しっかりと味わっていただきました。
チーズはウォッシュタイプを2種・エポワスとスーマントラン、そしてジュラのピノ・ノワールに合わせて、山のチーズ、アボンダンス(こちらはジュラでなくサヴォワです。。)側に添えた甘過ぎないフランボワーズのコンフィチュールが、少し熟成したスーマントランとぴったり!と、皆さまからお褒めいただき、平瀬の言う通りに作ってよかった、と安堵しました。
最後は繊細なピノ・ノワールの味わいにそっと寄り添うくらいのシンプルなデザート、苺のグラタンをご用意しました。「あまおう」にソース サバイヨンをかけて焼き目を付けたのですが、なぜかシェフがソースを作ってくれまして、結局わたしは苺のカットと焼き目を付けた…以上です。それなのに、チーズ同様写真を撮り忘れ、申し訳ございません。
今回は5ヶ所の産地でしたが、他にも ドイツ、ニュージーランド、イタリア、チリ、オーストラリア、オーストリア、スイス、フランスだって、ロワールやアルザス、シャンパーニュなど、世界中の様々な地域で引っ張りだこ。それぞれの土地の味わいを飲み比べてみるのもおすすめです。
皆さまもぜひ世界中のピノ・ノワールをお楽しみ下さい!
池宮城