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今月のマリアージュ会のテーマは山形でした

2018/05/29

今月のマリアージュ会のテーマは山形でした

ご報告が遅くなり申し訳ございません。

今月のマリアージュ会は山形がテーマでした。

 

我妻シェフの出身地である山形県は、 果樹王国、お米の名産地であるのはもちろん、国内主要ワイン産地のひとつでもあります。

 

シェフもいつも以上に張り切った今回のマリアージュ会、盛り上がりました。

 

まずはアペリティフに山形産のりんご(ふじ45%王林25%ジョナゴールド15%紅玉15%)で造った辛口のシードルを。濾過しないで瓶詰めされており、りんごのにごりや澱もまるごと味わいました。

 

最初の料理は、月山筍(がっさんだけ:姫筍とも呼ばれます)の天ぷら、わらびの豚バラ巻、小茄子の漬物の盛り合わせ。

と、きましたら、呑みたくなるのはやはり…日本酒。

和田酒造のあら玉を。

和田酒造の一人娘、弥寿子さんのご主人、茂樹さんは沖縄出身!で、研究開発に携わっているそうです。

料理の写真を撮り忘れて申し訳ございません。

日本酒が進む、進む、と、皆さまあっという間に飲み干されました…。

 

二品目は「ひょう」と「わらび」のスパゲッティ。

 

にんにく、唐辛子、オリーブオイルでシンプルに。

「ひょう」とは、「スベリヒユ」という夏の畑地に生える野草で、茹でて天日干しにして食べるそうです。山形ではおなじみの食材のようで、お正月には「ひょっとすると良いことがあるかも知れない」と、縁起物として確固たる地位を築いているほどの実力者?です。

 

派手さは無いものの、滋味深い味わいに皆さまご満足いただけたようで、なかなかお目にかかれない食材を堪能されていました。

 

お次は棒鱈の煮込み。

 

こちらも日本酒が飲みたい…ところですが、やっとこさワインの登場。

高畠ジャパネスク ベリーズブレンド 2016

ブラッククィーン、マスカットベリーA、ベリーアリカントAのブレンド。

ラズベリーや苺、カシスなどのベリーの果実、ほのかに黒胡椒や山椒のようなスパイス、柔らかい酸味と渋みが上品でほんの少し感じる土っぽさが添えたごぼうとも◎

 

いよいよメインディッシュ。

やはり…

 

これだけは…

 

どうしても…

 

という事で、赤字覚悟の大放出。

 

シェフの地元、米沢の牛肉、

 

米沢牛!

 

 

シンプルに塩とホースラディッシュを添えて、赤ワインソースは別添えにしてお好みで。

 

和牛の脂の甘み…肉の旨み…

たまには贅沢もいいですね(笑)

 

ワインは 高畠バリックTAKAKKI カベルネ・ソーヴィニヨン・メルロー 樫樽熟成 2015

 

デザートは

もう皆さまお分かりかと思いますが…

 

和菓子?シリーズ第2弾!

 

ずんだ餅ー!

 

山形産のだだちゃ豆でつくりました。餅もこねこね。

ナイアガラ種から造られたほんのり甘い白ワインを冷凍庫で冷やしてちょこっとシャーベット状のシャリシャリ感を楽しんでいただきました。これがずんだ餅とばっちり!作った私も心の中で自画自賛(すみません)。お餅なので?緑茶も(こちらは静岡産でしたが…)。

二種類のずんだ餅、右は山形から送ってもらった市販されている手作りずんだペースト。左が私が作ったずんだです。 

みなさまに食べ比べていただいた結果、池宮城・作に軍配が上がり、シェフからも褒められて有頂天(心の中で)。

将来は一杯茶屋みたいなお店を開き、ずんだ餅と信玄餅アイスとぜんざいを出そう、と密かに計画を立ててしまいました(一瞬)。

 

今回もみなさまお酒が進み、こんなにお出しする予定ではなかったのですが…というくらいの量が減ってしまいましたが(笑)日本のワイン、日本酒、美味しいなぁー!という事ですね!何よりも皆さまにご満足いただけた事が嬉しいマリアージュ会でした。

 

どんなテーマでも、美味しく!楽しく!をモットーに取り組んでおります。

時には洋食を離れたり、デザートも予想外のものが出てくる事があるかも知れません。もちろん、美味しくなければ本末転倒ですが、料理とお酒を楽しんでいただき、しあわせな時間をマリアージュ会でお過ごしいただければ幸いです。

 

次回は7月21日(土)12時より。

 

その前に、6月24日(日)は夜のスペシャルマリアージュ会もございます!

テーマは南イタリアです。

昼も夜も、皆さまのお越しを心よりお待ちしております☺︎

 

池宮城


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