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日本のワインと料理!
2012/12/14
12月8日(土)のマリアージュの報告です。 テーマは 『日本のワインと料理』 です。
今回は、食前酒に 滋賀県デラウエアー100%で造った“近江の国の微発泡にごりワイン 白”をご用意しました。
今年のヌーヴォーの時期に合わせて入荷したワインです。
スッキリ爽やかにそして、わずかに吟醸香が感じられる微発泡ワインでした。
では、1皿目
白身魚(赤マチ)のカルパッチョ・柚子の香りで。。。 ワインは
グレイス甲州 2011 山梨県勝沼町の中央葡萄酒のワインです。
爽やかな柑橘系の果物の香り&味わいで、キレイな酸味が最後まで印象的です。
カルパッチョはシンプルに美味しい塩とオリーヴオイル・レモンだけで味わいます。
アクセントにトマト・ほんの少しのバジル・あさつき・柚子等で楽しみました。皆さまかなりご満足の様子でした!
2皿目に
白子のソテー バルサミコのソース&いろいろナッツの焦がしバターのソース
プリプリの白子をソテー、これだけでも美味ですが、この2種類のソースがまた素晴らしい。。。
ワインは 蒼龍 シャルドネ 2006 山梨県勝沼町の蒼龍葡萄酒のワインです。
3年樽熟成 ノンフィルター 生詰めワインです。 爽やかな酸味が生き生きしていますが、樽熟からのバニラや
ローストしたナッツの風味が好相性でした。 うまかったー!
3皿目に
鶏レバーの赤ワイン煮&牛ロースのロースト 柚子胡椒を添えて。。。
ワインは
Chanter ますかっとベリーAY3キューブ 山梨県勝沼町のダイヤモンド酒造のワインです。
クリュ・ボジョレーのイメージらしいのですが、本当に美味しかった。
鶏レバーの赤ワイン煮にも牛ロースに柚子胡椒をつけて食べてもかなりGOODなマリアージュでしたよ!
デザートは
チョコレートのテリーヌに柚子を利かせたアングレーズソース
シャンパンで締めくくりをしたくて
モエ社のネクターに柚子のリキュールをプラスして楽しみました。
チョコレートは柑橘系のフルーツの風味がとても上品にマッチしますので、やめられない&止まらないマリアージュでした。
皆さま 最後まで大いに楽しみ、日本のワインの素晴らしさを改めて味わいづくした模様です。
2013年のスタートは、1月12日(土)12:00~です。
来年も宜しくお願いします。 楽しく学べるワイン会です。
イタリア料理とワインのマリアージュ
2012/12/11
12月1日(土) ソムリエ協会の分科会のマリアージュの報告です。
テーマを 『イタリア』 でお願いされました。
前菜 : エルバッツオーネ 生ハム添え
数種類のソテーしたお野菜と松の実やレーズンをパイで包み焼きあげます。
パルマ産の生ハムを添えて、合わせるワインは
Rotari Talento Brut Rose トレンティーノ・アルト・アディジェ州のスプマンテ
ピノ・ノワール75% シャルドネ25%
ほのかにサーモンピンク色したスッキリとした辛口 心地良い赤いベリーのニュアンスがやや感じられ
この前菜にピッタリでした。エルバッツオーネはエミリヤ・ロマーニャのお料理です。
2皿目
リゾット : アスパラガスとパルミジャーノ・レッジャーノのリゾット
アスパラガスとパルミジャーノ・レッジャーノチーズをたっぷり使い、仕上げにフレッシュのタイムを香りづけに加えました。
シンプルな味わいですが、美味です。 ワインは
Roero Arneis Anterisio 2011 Cascina Chicco ピエミンテ州の白ワインです。
アルネイス100%です。
最近私がすごく気に入っているワインのひとつです。 (那覇市安謝のCave de Chinen さんで販売していますよ)
青リンゴやカモミール・心地よいフレッシュ・ハーブの香りが口の中を爽やかにしてくれます。
スッキリとした辛口ですが適度にボディもありバランスの良さが光ります。
このリゾットにもピッタリと合い、知らず知らずのうちに手がワインに伸びていきます。
3皿目のメインは
牛ロースのタリアータ ルーコラ&パルミジャーノ・レッジャーノ添え
お肉の下に赤ワインのソースを引いて、ルーコラはオリーヴオイルと少しのバルサミコ酢で合えています。
お肉の旨味にルーコラの心地よい苦みとチーズの相性がこれまたバッチリのお料理です。
ワインは、
Barbera D'Asti 2007 cascina Roera (ピエモンテ州の赤ワインです) バルベーラ種100%です。
Asti地区のBarberaもお気に入りのひとつ 是非このマリアージュを楽しんでほしいです。
デザートには
ビスコッティとセミフレッド
合わせるワインには、モチロン
Vin Santo Del Chianti Classico 1999 Castel Greve
トレビアーノ50% マルヴァジーア・キャンティ50%です。
聖なるワインと呼ばれるこのワイン 収穫後3ヶ月間乾燥(わらやすのこの上または陰干し)させて水分を飛ばし糖度を高めて
オークの樽で発酵、60ヶ月樽熟成させます。 ビスコッティを浸して食べるこの味わい。。。是非このマリアージュもお試し下さい。。。
以上でした。