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今月はアメリカ・オレゴン州でした

2018/08/22

今月はアメリカ・オレゴン州でした

こんにちは。もうすぐ旧盆。あの世のおじーとおばーに会えるかもしれないと思うと、嬉しくなってきます。

 

さて、先週土曜日のマリアージュ会はアメリカのオレゴン州をテーマにしました。

カリフォルニア州よりも冷涼な気候で、ピノ・ノワールやピノ・グリ、リースリングなどから多くの美味しいワインが生まれております。

 

前菜は

 

海老のガレットとハムのムース。きれいなピンク色が華やかに、テーブルを彩ります。

合わせたワインはAtoZ Rose Bubbles2016

ピノ・ノワール90%シャルドネ10%

明るいチェリーレッドと可愛いボトル、栓抜きで開けられる王冠キャップ!

オンナゴコロをくすぐるキュートな外観に胸を撃ち抜かれ、さくらんぼやいちごなどの赤い果実のフレッシュな味わいにノックアウト。

天気の良い休日のブランチにぴったり。ちょっとおしゃれな外国風おつまみやチーズ、半分バゲットが飛び出したギンガムチェックのハンカチを敷いた籠バッグに詰めて、誰かにプレゼントしたくなる一本です。

 

お次はオレゴンの白ワインと言えば!の、The Eyrie Vineyardsのピノ・グリ2015を

クリームリゾットを添えた帆立のソテーと。

 

 

2015年のオレゴン州はエルニーニョの影響により、過去100年の中で最も暖かい年で、高気温で乾燥した気候が春先から続き収穫も例年より早かったそうです。

しかし、収穫の時期に気温が下がったおかげで適度な酸が保たれ、オレゴン州の広い範囲で質の高い葡萄が収穫出来、最終的にはとてもバランスの良い仕上がりとなったようです。

酸味と程良いふくよかさと心地よい柔らかな少しの苦味と。

 

シャープなだけではない丸みを帯びた感じがクリームや帆立と◯

 

メインは鶏のディアブロ。鶏モモ肉の上にマスタード、飴色たまねぎ、そして香ばしいパン粉を。ソースは赤ワインソース。

ワインはこちらも2015ビンテージ。

オレゴン州の赤と言えば、やっぱりピノ・ノワール!最初のスパークリングワインと同じ造り手AtoZを選びました。

 

AtoZ PinotNoir2015

 

そして

 

お待ちかね(お待ちでないようでしたら申し訳ございません)

 

デザートは

 

ドーナッツ!

オレゴン州と言えば!のデザートが探せず(ご存知の方、教えてください…)アメリカと言えば!で思い浮かんだのがドーナツでした。

(アメリカ映画の影響かも知れません…刑事モノとか)

 

リースリングから造られた甘口のワイン。樹齢40年の古木の葡萄から限定数造られるこちらのワイン。39.7g/lという高い残糖を感じさせない程のきれいな酸が全体をバランス良くまとめていました。

ドーナツはレモンの酸味を少しきかせたシュガーレイズドに。巨峰とメロンのジュレ(パッションフルーツとオレンジのジュレとどちらにしようか、お出しする寸前まで悩みました…こちらでも合うと思います)旬のマンゴーも添えて。

アメリカワインとひとくちに申しましても、カリフォルニアとオレゴンではひと味もふた味も違うのね〜、というところをお楽しみいただけましたら幸いです。

 

次回もどうぞお楽しみに〜☺︎

 

 

池宮城


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